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高齢者の尿漏れの原因と症状、そして対策

尿漏れ

尿漏れは40歳以上の女性の3人に1人が経験します。
最近の尿漏れは進行が穏やかなことや質の良い紙パンツもあり、重症化してから受診するケースが多いようです。

 

女性の尿漏れには、

  • 腹圧性尿漏れ
  • 切迫性尿漏れ

の2つがあります。

 

腹圧性尿漏れの原因と症状

腹圧性は、出産や加齢で骨盤底筋が衰えたことが原因です。
その症状は、主にお腹に力が入ったときに漏れてしまうというものです。
重い物を持ち上げたり、咳やくしゃみ、立ち上がったときが多いです。

 

切迫性尿漏れの原因と症状

一歩の切迫性は、排尿をコントロールする脳と膀胱の連携が上手くいかないことが原因で起こります。
脳からの「排尿せよ」や「我慢せよ」という命令に膀胱が上手く対応できないためです。
高齢者が急に尿意を催したり、トイレへ行くまで我慢できずに尿が漏れてしまうのは、このようなメカニズムです。
この切迫性の尿漏れを過活動膀胱と呼んでいます。

 

尿漏れを起こす女性の約8割が腹圧性尿漏れで、約5割が過活動膀胱による切迫性尿漏れです。
つまり両方が原因の混合性の女性も3割ほどおられます。

男性の尿漏れの原因とは?

男性の高齢者の尿漏れは、前立腺肥大症過活動膀胱が原因となっています。
50歳代以降、加齢とともに徐々に増えていきます。

 

前立腺はクルミくらいの大きさですが、これが肥大すると尿道や膀胱が圧迫されるので尿が溜まったように感じます。

  • 急にトイレに行きたくなる
  • トイレが近くなったりする

といった頻尿症状がおこります。

 

前立腺肥大症の患者さんの50~75%で、過活動膀胱を合併しているというデータがあります。

尿漏れ対策方法の紹介

膀胱訓練

尿漏れ対策ですが、過活動膀胱の場合は排尿を我慢する練習をすることで膀胱にためる尿の量を増やします。
我慢する時間を3分、5分、7分と少しずつ長くしていくと良いでしょう。

薬物療法

薬物療法では抗コリン薬やβ作動薬というお薬を使います。

骨盤底筋訓練

腹圧性の場合は、骨盤底筋訓練を行います。
簡単に言うと尿道や膣や肛門をギュッと締めるのです。家事をしながらでも電車の中でも出来ます。

 

前立腺肥大症の場合

前立腺肥大症の場合は、α1遮断薬やPDE5阻害薬などのお薬を使います。
前立腺肥大症の人は、長時間の座りっぱなしや下半身を冷やすなどはできるだけ避けましょう。
アルコール飲料の飲みすぎも症状を悪化させる原因となります。

 

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